自転車に乗る人が必ず持っておくべき物と、意外とやっている人が少ないメンテナンス。

雑記

こんにちは。 フラッキー(@FurakkY)です。今回の記事は、漫画の感想ではありません。自転車に乗る方が、必ず持っておくべき物と意外とやっている人が少ない自転車の簡単に出来るメンテナンスについて紹介します。上の漫画を読んでいて、思いつきました。今回の記事は間違いなくこのブログ史上では、一番役に立つ記事ですので、日常的に移動手段として、自転車を利用されている方は最後までお読みいただければ幸いです。では、早速、まずは必ず持っておくべき物から紹介していきます。

意外と持ってない人が多い虫ゴム。

 

自転車の空気入れ

まずは虫ゴムの前に、100均でも売っている自転車用の空気入れ。これについても、後程もう少し詳しく語りますが、これは日頃から携帯されている方も多いと思います。意外と持ってない方が多いのはこれです。自転車の虫ゴム

自転車の虫ゴムセットです。そもそも虫ゴムとは何なのか。簡単に説明すると、タイヤの内側のチューブから空気漏れを防ぐ為の弁です。これは意外と携帯されてない方が多いと思います。実際、複数の自転車屋さんで、「修理の依頼内容で一番多いものは何なのか」を聞いてみましたが、どの店でも、回答は自転車のパンク修理でした。ですが、ほとんどの場合、パンク修理は先に紹介した空気入れとこの虫ゴムがあれば、自分でその場で、対処できます。私は、通勤・通学・旅行・買い物とあらゆる場面で、20年以上ほぼ毎日、自転車に乗っているヘビーチャリンコライダーですが、その中でも、自転車のチューブに穴が開いた事は片手の指で数えるほどしかありません。そして、自転車のトラブルで圧倒的にダントツで一番多いのがタイヤのパンクです。その一番頻発する自転車のメンテナンスが空気入れと、虫ゴムセットさえあれば、自転車屋さんに持って行くよりはるかに安価で、しかもその場で出来るのです。チャリンコライダーならば、これは絶対に持っておくべき物だと言えるでしょう。ちなみに、虫ゴムセットも100均で売ってます。

虫ゴムを交換せずに放置しておくと、どの程度劣化するのか?

虫ゴムの劣化

次に、虫ゴムを交換せずに放置して乗り続けるとどの程度劣化するのか。あえて検証してみた結果です。左が交換後の新品。そして、右が4ヶ月交換せずに使い続けた物です。違いは一目瞭然です。右側は、ゴムが擦り切れて無くなっています。ちゃんと定期的に空気を入れているのに、空気圧が上がらない・自転車を漕ぐのが楽にならないという方もいらっしゃるかもしれません。これが原因です。はっきり言って右側は、もはや虫ゴムの役割を果たしていません。このまま乗り続けると、やがてチューブに穴が開く事にもなりかねません。そうなると、自転車屋さんで修理してもらうしかなくなります。実は、同じく100均でパンク修理セットという物も売ってはいるのですが、これは個人的にはお勧めしません。パンク修理セット
これはチューブの穴が開いた箇所をのりで穴埋めするする物なのですが、自転車屋さんがチューブの穴開きをどうやって調べているか、皆様はご存知でしょうか?チューブを水に浸けて、指で押して、泡が出るか・出ないかで、穴が開いた場所を特定しています。チューブに穴が開いた時に、そうやって調べられる状況であればいいですが、恐らくそうではない事の方が圧倒的に多いでしょう。これが個人的に、パンク修理セットはお勧めしない理由です。穴が開かない様に、日頃からこまめなメンテナンスを心掛けましょう。

100均の空気入れの問題点。

100均の空気入れ

基本的には、空気入れは100均の物で事足ります。特に、虫ゴムを交換した時には、非常に重宝します。虫ゴムを交換すると、チューブの空気が全部抜けます。そのため、チューブの地面と接触している所は、チューブに穴が開いてしまうリスクが非常に高い状態です。もし、ここで、チューブに穴が開いてしまうと、せっかく虫ゴムを交換した意味がなくなってしまいます。なので、上の画像の様に、一番空気が行き渡って欲しい所に、すぐに空気が入る100均の空気入れはとても使いやすいです。ですが、そんな有難い100均の空気入れにも、いくつか問題があります。

まず、先端がプラスチックなので、ひん曲がったり、折れたりしてしまいやすい事。先端が曲がっただけなら、もう一つ同じ物を買って交換すれば、残りも問題なく使えます。問題は、空気入れの穴に刺した状態で、プラスチックの先端が折れてしまった時です。こうなってしまうと、空気入れの穴が塞がってしまうので、また部品を交換しなければいけなくなります。それと、当たり前の事ですが、缶の中の空気が無くなれば使えなくなります。そんな問題を一気に解決するために買った物を紹介します。

電動空気入れを買ってみた。という訳で、使ってみた感想。空気入れは使い分けるのがおすすめです。

電動空気入れ

100均の空気入れの問題点を解決するために、試しに買ったのがこれ。自転車以外にも自動車のタイヤや風船・浮き輪など様々な用途に使える電動の空気入れです。ここからは実際にこの電動空気入れを使ってみたレビューを書いていきます。まずは大きさ比較から。500mlのペットボトルより少しだけ小さく、かなりコンパクトです。重量も336gと想像していたよりも、ずっと軽いです。これだけ、コンパクトならば、鞄やリュックに入れても邪魔にはならないでしょう。また、私は自転車の空気入れとしてしか使っていないものの、付属のアタッチメントを付け替えることで、様々な用途に対応できるのもいい所です。そして、何といっても電動式なだけあって空気を入れるのが楽です。

では次に個人的に感じた良くない所を羅列していきます。まず、音がうるさい。参考までに、実際に起動させた動画を下に貼っておきます。

実際にはこれよりも、もっと音が大きいです。夜使うと、間違いなく近所迷惑になるレベルです。爆音です。私は昼間、ほとんど人通りがない所でしか使ってないので、特に気になりませんが、使う場所と時間帯には注意が必要です。アマゾンの商品紹介では「LEDライト付きで夜間でも安心して作業が出来ます。」と書かれていますが、この騒音では別の意味で使えません。そして、ホースの収納スペース。下の画像の様にこの製品は、エアーホースを収納できるスペースがあります。電動空気入れ

これ自体は素晴らしい。有難い。グッジョブだ!!しかし、落下防止機能はないので、本体を持ち上げた時や斜めにした時、ホースが抜け落ちる事がよくあります。そして、付属の充電コードの圧倒的な短さ。付属のUSB充電ケーブル   

このコード、長さが約14cmしかありません。これだけケーブルが短いとさすがに使いにくくて仕方がないので、私はPS4のコントローラーケーブルで代用して充電しています。それと、本体の底に充電状態を示すランプがついているのですが、これも非常にランプが小さく分かりにくいです。1ミリほどのランプです。→充電中、→充電完了なのですが、これだけ場所が分かりにくくランプの表示も小さいと、恐らく気づかない方も少なからずいることでしょう。

使い勝手の悪さを感じる所も遠慮なく羅列してきましたが、とは言え、電動で空気を入れられる楽さはやはり非常に魅力的です。空気圧設定もPSI、BAR、KPA、kgf/cmという4つの単位が選択でき、10刻みで細かく設定できます。ほとんどの場合、タイヤの側面に最低・最高空気圧が表記されているので、その単位に合わせて空気圧の数値を設定すれば、適切な空気圧が分からなくて困る事はないでしょう。私は、先ほど書いた通り、虫ゴムを交換した時は、100均の空気入れ・それ以外の普段、空気だけ入れる時はこの電動空気入れという風に使い分けています。自転車の空気を入れる以外の用途にも使えるので、これでお値段4,000円足らずならば、お値打ちと言えるのではないでしょうか?個人的にはそう思います。

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