こんにちは。 フラッキー(@FurakkY)です。今日紹介するのは、主人公が冒頭でいきなりう○こ漏らす漫画です。そして、アマゾンでの評価は件数が少ないとは言え、何と貫禄の星ひとつ。ここまで読んで、「きっと酷い漫画に違いない。」と思ったあなた。「ある意味では」正解です。でも、星ひとつと言う不当な評価を受けるほどつまらない漫画では断じてありません。少なくとも私は、怖いもの見たさで買って良かったと思っていますので。では、早速ネタバレ感想です。本時期・本作には下品な表現が含まれますので、苦手な方はここでお戻りください。
授業中に脱糞だ。あいつらは絶対に許さない。
冒頭でいきなり脱糞する女の子。吉浦みのり。彼女が本作の主人公です。「だっふんだ」じゃなくて、脱糞だ。先日亡くなった志村けんさんのギャグが思い浮かびました。セミの死体で、人生の終わりを表現する技法がとても秀逸だと思います。小学生にとっては、確かに人生の終わりだといっても過言ではない出来事でしょう。しかも小じゃなくて大の方。授業中にう○こもらすだけでも十分悲惨なのですが、彼女の悲劇はこれで終わりません。周りの人間もクソでした。まずは、鼻をつまんでいる彼女の担任。
お漏らししたみのりをトイレに連れて行き、糞まみれになったパンツを脱ごうとしている所を堂々と撮影する変態教師でした。完全に目がイってます。ヤバい薬でもやってそう。こいつが彼女の復讐相手その①。そして、彼女の復讐相手その②が、このビッチです。竹宮京香。
このふたりがみのりが引きこもりになる原因を作った張本人です。1巻の序盤は成長したみのりがこのふたりに復讐する様子が描かれています。京香がみのりに対して行っていたのはいじめという言葉すら生ぬるい程、鬼畜の所業です。読んでいて、ドン引きしました。おもらしの原因を作ったのも、実はこいつです。「小学生がここまでするか!?」私の率直な感想です。
目には目を。復讐サイトうらみんTV。
小学生の頃に受けたいじめが原因で、引きこもりになったみのりはうらみんTVという動画サイトを立ち上げ、チャンネル登録している人達から竹宮京香の情報を募ります。読んでいる限りでは、YouTubeの様な動画サイトの中に自身の個人チャンネルを開設したという訳ではなく、彼女が個人でうらみんTVというサイトを作ったという設定の様です。まあ、YouTubeで同じ事やったら、即行で垢BANされるのは間違いありません。
それにしても、ずーっと引きこもっていた女の子が何でたった一人で、そんな大がかりな動画サイトを作れたのか、私気になります。いくら漫画の設定とは言え、それはあまりにも無理がある様な…。で、登録者に情報提供や素行調査・尾行などの協力を求めた結果、獲物はこうなりました。
生配信で、脱糞する様を盛大に晒した挙句、翌日その姿が拡散されている事を知り、失神。まさに人生終了のお知らせ。ちなみに脱糞した場所は駅のホームでした。偶然乗り合わせた乗客からしたら、もはやテロでしょ。これは。たまたま同じ電車に乗っただけの人達に同情を禁じ得ません。先述の小学校の元担任教師にも、同様にして復讐を果たしており、彼女の復讐はこれで完了。なのですが・・・この漫画がさらに面白くなるのは、ここからです。みのりの復讐から、みのりを中心とした人間模様の描写へシフトしていくのですが、どいつもこいつも程度の差こそあれ、ろくでなしのクズばかり。その一部を少しだけご紹介。
被害者は誰だ。結婚詐欺騒動。
深刻な顔で、「結婚詐欺です。」とつぶやくこのおじさん。彼はうらみんTVの登録者のひとりで、サイトのポイントを500ポイント溜めた特典として、「お金はいらない。もう一度だけ彼女に会いたい。」とうらみんTVの企画でこの件を扱ってもらう様に、みのりに頼みます。
それにしても、みのりは見た目が地味なだけで実は結構な美少女だと思うのは、私だけだろうか?これは磨けば光る。間違いない。
このおじさんは、「自分は結婚詐欺の被害者だ!」と訴えるのですが、その付き合っていた女性の顔は、この様になっております。ちょっとだけグロいので、閲覧にはご注意ください。果たして彼女は、本当に結婚詐欺の加害者なのか?おじさんと彼女の間に、何があったのか。気になるところで、2巻に続きます。分冊版では2巻に収録される予定の内容も、先読みできるようですが私は2巻が出るのを待って続きを買います。そして、読んでブログに感想を書きます。
復讐チャンネル ウラミン ~公開処刑ナマ配信中~単行本1巻の内容を無料で読む方法
キンドルアンリミテッドなら分冊版で5巻まで読み放題で読めます。分冊版の5巻までが1巻収録分の内容と同じ物なので、内容が気になる方はこの方法で、試し読み感覚で読んでみてはいかがでしょうか?分冊版じゃない方は、星ひとつという酷い評価を受けていますが、この漫画、面白いです。このブログで記事にしている漫画は自分が「面白い。他の人にもこの作品を知ってほしい。」と思った物だけですから。