漫画で学ぶやる気活用術。やる気クエスト3巻の感想。

やる気クエスト3巻 漫画の感想 

こんにちは。(@FurakkY)です。今回もやる気クエストの続きについて書いていきます。前回の記事はこちら。今回も前回に引き続き、やる気を出すための条件と、やる気の有効な活用術について、漫画を読みながら学べます。全6巻がキンドルアンリミテッドなら無料です。

さて、3巻の簡単なあらすじです。無事に海獣を退けて、大陸を渡った主人公一行ですが、砂漠の街で、「砂漠を越えなければどこにも行けない。砂漠越えにはモローという動物が必要。」と言われ、モローを手なずけるためには、ビアサボテンの実が必要という事で、その実を手に入れるために、洞窟に向かいます。この回りくどさ・たらい回し感が、いかにもRPGらしいです。

やる気は有限。どう使うのかが大事。

やる気クエスト3巻

出典:やる気クエスト3巻

現実世界での主人公は、資格試験が迫っているにもかかわらず、ほとんど勉強していませんでした。幸い土日は休みなのでこの2日間で、みっちり勉強するはずだったのですが、「勉強に集中するため。」という理由であろうことか、部屋の片づけを始めてしまいます。「普段からちゃんと片付けとけよ。」と言いたいところですが、あるあるすぎて分かる。皆様も、学校のテスト前に限って、こんな感じで唐突に、掃除や片付けなど勉強に関係ない事をしてしまった経験があると思います。

結局、こうして丸1日部屋の片付けに費やしてしまった主人公は、本来勉強に使うはずだったやる気を片付けに転用してしまいました。こうなってしまった理由は、行動に対して、リターンを得られる確率の差です。

資格試験の勉強をしても、確実に合格出来るかどうか分からないのに対して、部屋の掃除はやれば、確実にキレイになるというリターンを得られます。この行動に対して成果を得られる確率の差がやる気の転用を生む原因です。脳はやる気を無駄にしたくないからです。

翌朝、わずかなやる気を振り絞って、とりあえず勉強を始めた主人公は、思いのほか勉強がはかどり、夕方には問題集1冊を解き終わるまで勉強を進められました。

最初から終わらせる事を考えなくていい。まずはやってみよう。

やる気クエスト3巻

出典:やる気クエスト3巻

気分を乗せるために、まずは動き始めよう。3巻には1巻の復習的な内容も含まれています。ビアサボテンの実を手に入れるため、洞窟に入った主人公一行。ですが、主人公は仲間にこう提案します。「5分だけ洞窟に入ろう。そこで、レベル的に難しいと思ったら引き返そう。」あくまでも、「入るだけ。」と強調して、そこに意識を集中させています。まるで、「何もしないから。」と言いつつ、ホテルへ女性を誘うナンパ男のような言い回しですが、結果的にこれが功を奏します。

思ったほど敵も強くなかった事で、どんどん気持ちが乗って来た一行は、一気に洞窟を攻略して、無事に実を手に入れる事ができました。ここで肝心なのは、最初から終わらせる事を考えず、とりあえず、動き始めた事です。最初から、終わらせなければいけないと考えてしまうと、目標までが遠すぎる時、余計に気持ちが遠のいて、やる気がなくなります。

ギリギリになれば、やる気は出る。

やる気クエスト3巻

出典:やる気クエスト3巻

期限ギリギリになると、やる気がないとか言ってられなくなりますよね。私は、これと似た様な効果を狙って、ブログの更新時刻は必ず午後7時30分と決めています。この時刻から逆算して、2時間くらいで一気にその日の記事を買い上げる事が多いです。時間に余裕がある状態で書き始めてしまうと集中出来ず、書いている途中で、他の事に手を付けてしまう事が多くなり、結局、その時間が無駄になるので、自分で自分に締め切りを作るつもりで、こうしています。

強制的に、サボる事が無くなるので、結構効果的で気に入っている方法です。という訳で、3巻で紹介されている主なやる気エッセンスは以上です。1巻での方法と組み合わせれば、やる気が出なくて、何も手につかないという状況はかなり減らせるのではないでしょうか?

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