ムチムチの太腿がまぶしい新聞部の部長と、酷くなる顔芸。サエイズム3巻のネタバレ感想。

サエイズム3巻 漫画の感想 

こんにちは。 フラッキー(@FurakkY)です。この漫画のあらすじや登場人物については、1巻の感想記事に書いておりますので、そちらから先にご覧いただく事をお勧めします。2巻の感想はこちらです。では、3巻は爆発事件の目撃者である新聞部の部長と出会うところからです。

部長は見た。事件の目撃者・大門蘭。

出典:サエイズム3巻サエイズム3巻

2巻から出てきてはいたものの、3巻冒頭から本格的に話に絡んでくる新聞部部長・大門蘭。挨拶の仕方を見ても分かる通り、いわゆる陽キャラです。ムチムチの太腿もまぶしい彼女は、前巻の冴の暴行画像をきっかけに、冴に興味を持ち、彼女の謎を探るため、国木美紗緒に近づいてきました。押しが強い彼女は、詳しい話を美紗緒から聞くために、強引に連れ出します。

蘭と冴の出会い。ブチ切れ寸前の冴。

出典:サエイズム3巻サエイズム3巻

美紗緒が学校に来てない事を知り、連絡してきた冴に対して、蘭は美紗緒からスマホを奪い、勝手に返信します。その時の美紗緒の表情がこちら。これまでにない顔芸です。ムンクの叫びを歪ませたような表情になってます。美紗緒の冴に対する恐怖心がよく表れた場面です。蘭の狙いは、冴の様子を間近で観察し、美紗緒に手出しさせない様にする事。

駆けつけた冴に対し、距離感ゼロでグイグイ押していく蘭。彼女は、一歩も引かず冴に「仲良くなりたい。」「3人で一緒に行動したい。」とひたすらゴリ押します。冴はそんな蘭にブチ切れ寸前。こちらも今までになかった顔芸を披露しています。

出典:サエイズム3巻サエイズム3巻

邪魔者は消す。紅花埼と赤い花。

出典:サエイズム3巻サエイズム3巻

なぜか表面上の和解をした蘭と冴はその後、美紗緒を含めた3人で行動する様になり、真木家の別荘に遊びに行きます。別荘の建物を中心に半径1キロが私有地というとんでもない広さです。探偵漫画だと間違いなく事件が起きますね。これは。何かと冴には都合の良い広大な土地で、冴にとっては邪魔者でしかない蘭を亡き者にしようと企てます。その内容が上の画像です。先に自分と美紗緒が飛び込んで、安全だと油断させて…という計画です。穴になっている場所に飛び込むための目印はありますが、蘭はそれを知りません。

深さ5メートルというのも、溺れる可能性が十分ある非常に危ない深さの様に感じますが。

正気と狂気。ビンタで目を覚ませ。

前述の計画は失敗し、蘭と美紗緒は冴が寝ている真夜中、冴の謎を探るため、別荘をあちこち探索します。その最中、寝ぼけた冴がふたりに襲い掛かってきます。その姿はまるで、暴走庵の様。普段以上に身体能力が上がり、人外ぶりと美紗緒への執着に磨きが掛かっております。暴走庵

出典:サエイズム3巻サエイズム3巻

そんな冴を目覚めさせる方法はただひとつ。美紗緒が冴にビンタする事です。愛のビンタと作中では言われていますが、一方通行は愛ではないと思います。これまで散々、冴のせいで理不尽に命の危険に晒され、今また、同じ目に遭っている美紗緒。ここで初めて、美紗緒は冴への怒りを露わにします。ずいぶん遅かったな。「こんなのおかしいよ…!!!」そして、やはり鼻水を垂らしています。きっと、作者の方の趣味なのでしょう。

出典:サエイズム3巻サエイズム3巻

わたしはしょうきにもどった。

俺は正気に戻った。

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という訳で、無事にビンタ成功。この漫画で、「正気に戻った。」というのは相当なパワーワードです。いつもいかれてるのに、正気とは一体何なのか?理性の有無の違いなんでしょうけど。そして、この時に限って、冴が涙を流しながら謝っているのも、理解に苦しむところです。普段から似た様な事を散々してきて、怯えさせている事は謝らないのか。なのおかしいよ…!!!ここで、3巻はおしまい。4巻に続きます。4巻の感想はこちら

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