精神崩壊寸前の主人公・爽さん。
こんにちは。 フラッキー(@FurakkY)です。 ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~4巻の感想です。3巻の感想はこちらです。1巻の感想には、本作の簡単なあらすじも書いてありますので、出来ればそちらからご覧ください。安易に人を信用しない事が、簡単に出来て、なおかつ効果的な自己防衛である事をこの作品は漫画を通して教えてくれます。
なお、この漫画には色々な意味で、一部に過激な表現が含まれますので、ご覧になる際には、くれぐれもご注意ください。
精神崩壊寸前の爽さん。信じていた人達に立て続けに裏切られ、挙句の果てに、実の母親は、首を吊って、人生を終わらせようとしました。泣きっ面に蜂とは正にこの事・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・
ちなみにこの母親は、自分か秋山さんのどちらかを選ぶ様に脅迫して、ふたりを強制的に別れさせたとんでもない毒親です。そして、こうしてまた娘の足を引っ張っている…間違いなくいない方がマシな親です。
ボロボロになった爽さんを支える秋山さんですが、彼にも触れられたくない隠された秘密がありました。それは4巻の最後で明らかになります。ホント、ロクな奴がいねぇな。
渡る世間はクズばかり。
出典:ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~4巻
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脇役もクズでした。2巻の感想で、せめてサブキャラたちは良い人であってほしいと書いたのですが、駄目でした。このショートカットの女性も、爽さんに露骨にモーションをかけていたイケメン大学生寺嶋君も、実は主人公を裏切っています。人の良さそうな笑顔で近づいてきて、裏から手を回して徹底的に追い込むクズっぷりに反吐が出ます。飲み会で、彼らにハメられた爽さんは、とうとう会社でも居場所が無くなってしまいました。飲み会の前には、歩く害人・女たらしのカズくんにも離婚を申し出ており、終わりのない坂道を転がり落ちています。
こいつらを影から操っているのは、もちろん本作のラスボスにして、真の主人公である瑠衣(るい)さんです。4巻の最後では、彼女の幼少期の過去が明らかになります。闇が深すぎて、その辺のホラー漫画より、余程怖いです。
もうやめて!とっくに 爽さん のライフはゼロよ!
出典:ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~4巻
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人の皮を被った悪魔・瑠衣(るい)さんの策略によって、会社にもいられなくなった爽さんは、絶望して自暴自棄になりました。お風呂につかりながらワイングラスを傾けています。「もう疲れた。終わりにしよう。」という心境の彼女ですが、さすがに、ファッション誌の編集だけあって、絶望した時の行動もいちいちオシャレですね。意識高い系の極みです。思わず笑っちゃいました。絶望して疲れ果てた時に、お風呂でワインを飲む人はさすがにいないでしょう。そういうトコだぞ、イマイチ同情できないのは。
「もう消えてあげるから。勘弁してよ。」意識がだんだん遠のいたところで、彼女を救ったのは、高校時代からの親友・若菜さんでした。若菜さんは、爽さんの夫の秘密を知っていながら言い出せなかった事を涙ながらに詫びつつ、「信じてよ。ひとりになんないでよ。」と訴えかけます。( ;∀;) イイハナシダナー
「信じていいんだな!?裏切らないでくれよ?」という気持ちになりました。
瑠衣(るい)の秘密
出典:ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~4巻
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「あの子はいったい誰なの。」若菜さんに助けられ、やや落ち着きを取り戻した爽さんは、瑠衣(るい)さんの謎に迫るべく、ふたりで彼女が卒業した高校に赴きます。以前、彼女の家で見た卒業アルバムで黒塗りにされていたのは、実は瑠衣さん本人だったのです。闇が深いですねぇ。
そして、実は爽さんは幼い頃の瑠衣さんに高校生の時、会っていた事を思い出します。家族からもまるで居ない者であるかのように、扱われていた瑠衣さんの生い立ちと闇が徐々に明らかになってきたところで、4巻は終了です。続きが気になるところです。5巻はまんが王国で先行配信されています。
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