ニコチンについて
ニコチン (nicotine) は、主としてタバコ Nicotiana tabacum の葉に含まれるアルカロイドの一種として知られる揮発性がある無色の油状液体。精神刺激薬に分類され、血管を収縮し血圧を高める作用がある。また、生体において耐性と依存症を生じる。
ウィキペディアより引用
こんにちは。フラッキー(@FurakkY)です。ブログを始めてこれが最初の記事です。当ブログにお越しいただいて、ありがとうございます。ツイッターで独り言をつぶやいているだけなのも、そろそろ虚しくなってきたので、仲よくしてもらえると嬉しいです。
さて、本題ですがニコチンには非常に強力な中毒性があります。そしてニコチンが脳に届くまでの時間はなんと約7秒です。 たった7秒です。大事な事なので、2回言いました。 体内に入ってから効果が出るまでの時間が短ければ短いほど、薬物の依存性は強まります。 そして、これが禁煙に失敗してしまう根本的原因です。
皆様の周りにも上の画像の様な方がいるかもしれません。喫煙してしばらく経つと、露骨にソワソワしたり、イライラしたり。これは体内からニコチンが急激に減っているからです。
ニコチンは1時間で約25%まで減ってしまいます。煙草を吸ってもしばらくすると、また吸いたくなります。このループが延々繰り返されるため、なかなか煙草を止められないのです。
喫煙は習慣…は誤解です。
喫煙者に煙草を吸い始めたきっかけや、理由を聞くとまともに答えられなかったり、「習慣だから。」と言われる事がよくあります。しかし、これは間違いです。何故ならば、習慣は簡単に変えられるからです。例えば、毎日通勤に使っている道が工事で通行止めになっていたら、別の道を使って職場に向かうはずです。喫煙者の中にもこの様に認識している人はいます。私の身近にも居ました。
だから、「止めようと思えば、いつでも止められる。」と彼等は言います。ところが実際にそれで禁煙できた人は見た事がありません。そもそも認識が間違っているのです。ニコチン中毒になっているから止められないと認める事が失敗しない禁煙への第1歩です。
我慢ではなく解放です。
では、どうやって無理なく禁煙を成功させるかについてです。我慢や減煙はお勧めできません。理由は上の画像の通り、益々吸いたくなるからです。この本では、読み終わるまで・あるいは心の準備ができるまで今まで通り煙草を吸い続ける事を勧めています。思い立ったが吉日と言わんばかりに、いきなり「今日から(明日から)禁煙する!!」と宣言して、結局1日も我慢できないという方も、今まで身近で何人も見てきました。即行動に移そうとする姿勢は大変素晴らしいですし、尊敬します。しかし、禁煙はそれでは十中八九失敗します。
いよいよ、決心がついたら最後の1本を吸いましょう。煙を吸う時にニコチンを吸い込んでいる事・ニコチンの中毒性の強さ・煙草を止める事によって得られるものを思い浮かべましょう。禁煙で得る物はあっても、失う物は何ひとつありません。我慢ではなく、ニコチンという害悪を体内から追い払うきっかけです。
まとめ
散々、偉そうに禁煙について語ってきましたが、実は私自身は今までに1度も煙草を吸った事がありません。この本の内容を実践して、実際に禁煙に成功した友人の感想と、私の身近な喫煙者の方々の様子をもとにして、この記事を書きました。この本を知ったのも友人がきっかけです。先日数か月ぶりに会った時に、詳しく話を聞かせてもらいましたが、煙草を吸いたくなる事はないそうです。
私も禁煙に成功する人が少ない理由が 、この本を読む事で自分なりに理解できて勉強になりました。禁煙で悩んでいる方は一読の価値があります。余談ですが、この時に友人から言われた一言が忘れられません。
「さっさと無職やめろよ。」こ、これからブロガーになるから…(震え声)
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