山口県に旅行に行って来ました。秋芳洞・秋吉台と獺祭の工場見学記。

雑記

こんにちは。フラッキー(@FurakkY)です。今日は、童貞絶滅列島2巻の感想…ではなく山口県に旅行に行って来た時に見回った場所の思い出日記です。漫画の感想とは全く関係ありませんが、たまにはこういう旅行記もブログっぽい様な気がします。

12月某日、私は1泊2日の日程で、山口県に旅行に行ってきました。今まで、山口県を通過する事は何度かありましたが、山口県に来るのは今回が初めてです。まず、新山口の駅に降り立って気になったのは…

全てが新鮮だった山口旅行。目的地に向かう前に瓦そばを食す。

新山口駅 コンビニ・ポプラ

ポプラというコンビニ。駅前のコンビニと言えば、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン以外の店舗を見かけた記憶がない私にとって、早速旅行に来た事を実感できる新鮮な光景でした。

では、早速目当てのスポットに…行く前に、駅前の予約しておいたレンタカーで、向かったのがこちら。ごはん処りゅう庵。営業時間は午前10時~午後3時まで。日曜・祝日は休日です。地図はこちら↓

山口と言えば、名物は瓦そば(wikipedeia)だそうです。恥ずかしながら、今回の旅行で初めて知りました。さすがに山口県の名物というだけあって、メニューでも存在感が際立っていました。まるで「これを注文してください!!」と言わんばかりに。
山口県・瓦そば食感は、焼きそばに近く、麺のパリパリ感が普通の麺類では、味わえない歯応えになっています。また、茶そばとは言うものの見た目ほど、お茶の味が強調されている訳でもなく、お茶の苦みが苦手な方も抵抗なく食べられる味だと思いました。

大自然の神秘・秋芳洞・秋吉台へ。秋吉台は冬に行くのはお勧めしません。

昼食を終えて、最初の目的地である秋芳洞へ。平日の昼間とは言え、秋芳洞へ続く商店街はまったくと言っていいほどひと気がなく、随分寂しい感じがしました。そのひと気のなさは、不意に店の中から声を掛けられるとビクッと驚いてしまうほど。夜来たら、間違いなく怖いだろうなと思いました。秋吉台へ続く商店街

商店街を歩くと、秋芳洞の入口へ。入洞料金やアクセスについては詳しくはこのサイトをご覧いただくのが早いですが、個人(19名以下)で入場する場合は、大人・高校生がひとり1,300円、中学生・1,050円、小学生が700円となっております。初見なら、この料金分の価値はきっと感じられると思います。では、中の様子を画像と動画でご覧ください。   

秋芳洞 マリア観音

足元はかなり暗く、手を滑らせてスマホを落としてしまったり、階段の段差に思わずつまづいて、こける可能性も十分考えられます。くれぐれもご注意ください。また、階段の段差自体も割ときつめなので、脚の悪い方が見て回るのも厳しいかもしれません。

ただ、それでも画像ではなく、実際にこの景色を目の前にすると、圧倒されましたし、「来て良かった。」と思いました。人の手で作られた人工物からは感じられない迫力と、自然の不思議さがここにはあります。全長約1kmの道のりは、冷静に振り返ると形は違えど、同じ様な景色がひたすら続くのですが、実際に中を歩いている時はテンション上がりっぱなしで、まったくそうは感じませんでした。

先程リンクを張ったサイトによると内部の気温は四季を通じて、常に17℃で一定しているそうです。確かにこの日も暑くも寒くもないちょうどいい過ごしやすい気温でした。秋芳洞の観光は季節を選びません。

秋吉台は冬に行くのはやめた方が良い。

そんな観光に季節を選ばない秋芳洞とは対照的なのが、冬の秋吉台。グーグルで画像検索すると、鮮やかな緑の大地が出てきます。しかし、行った季節が冬だったので、ここまでの景色は見られないだろうとある程度覚悟はしていたのですが…思ったより寂しい風景だった(´・ω・`)

秋吉台

「そう言えば、猿岩石が昔こんな感じの場所で、PV撮ってたなぁ。」実際に秋吉台を見て、浮かんだ感想はこれだけでした。秋吉台に行くなら、絶対に冬駄目!!画像検索と同じ様な景色を肉眼で見たいなら、秋・冬は避けましょう。

1日目終了。旅館・梅乃屋で1泊。

秋芳洞と秋吉台を観光したところで、1日目終了。お世話になったのは、山口県の梅乃屋という旅館。せっかくなので、少しこの旅館についても書いておきます。まず印象的なのが、ふぐに対するこだわりです。この旅館では、10月初旬以前は、ふぐ料理の提供はしていないそうです。理由は、その時期を境に、味が間違いなく変わるからだそうです。そんなふぐに対する尋常ならざるこだわりを感じさせる旅館だけに、夕食はまさにふぐのフルコースとも言うべきものでした。当日いただいた料理のお品書きはこちら↓ふぐのお品書き

「ふぐ縛りで、よくこんなに色々作れるなぁ(小波感)。」と感心してしまいました。ボリュームたっぷりで、最初から最後までシンプルに美味でした。中でも、特に印象的だったのがふぐの味がこれでもかというほどしみ込んだ(らしい)〆の雑炊と、デザートの黒胡麻プリンでした。黒胡麻プリンは今までに食べた事がなかったのですが、苦味と甘さが絶妙なバランスでした。また食べたい。黒胡麻プリン

落ち着いた雰囲気の広々とした和室で、味わう食事は格別でした。大浴場の温泉も、腰痛や、疲労回復、打撲、ねん挫など様々な効果があるそうなのですが、それよりも足を伸ばして、お風呂に入れるのは個人的には滅多にない事なので、そこが一番嬉しかったところです。まあ、泊りに来ているので、それは当たり前と言えば当たり前の事ですが。

2日目の朝食をいただいて、一晩お世話になった旅館を後にして、岩国市の獺祭の工場見学に向かいました。朝食の画像はこんな感じです↓旅館・梅乃屋 朝食

山口県の山奥の獺祭の酒蔵見学。

旅館を後にして向かったのは、旭酒造株式会社の酒蔵。見学申し込みフォームはこちらです。予約や見学に際しての注意点が記載されています。1回の見学案内につき、5名までの受付で、午前10時と午後2時の1日2回の見学受付となっておりますので、ご予約はお早めに。

見学料金はなんとたったの1人200円。200円は白衣代だそうで、見学中に案内して下さった社員の方にお聞きすると、やはり利益は求めておらず、サービスでやっておられるそうです。有難い事ですね。ちなみに、案内を担当して下さった社員の方は、時代劇に俳優として出てきてもおかしくないようなキリッとした顔立ちのイケメンでした。旭酒造株式会社

旭酒造株式会社 外観
山奥に建てられた周りの景色から浮きまくった近代的なビル。これが旭酒造株式会社のビルです。このビルの12階は会長の自宅になっているそうで、「いつ見られているか分からないという緊張感を持って、仕事に取り組めます。」と案内係の社員の方はおっしゃっていました。内部の撮影は許可されているので、写真も撮って来たのですが、それよりもいただいたパンフレットの画像の方が余程わかりやすいので、そちらを載せる事にします。獺祭 製造工程

機械化できる所は徹底的に機械化して、均一な品質と製造の効率化を実現されています。見学中、我々のような酒造りの「さ」の字も知らないド素人の質問にも親切丁寧にお答えいただき、今までの人生の中で一番価値を感じた200円でした。物造りの工程を目の前で見せてもらえるので、普段飲酒されない方もきっと楽しめるはずです。品質管理のため、年間を通して常に冷房が入っているそうで、実際に各工程を担当されている社員の方々のご苦労が、こういう所からもうかがえました。

見学終了後は、希望者のみ300円で、米の磨き度合いが違う各種獺祭の有料試飲ができます。この試飲を含めても、お値段たったの500円。これは安い!!獺祭 試飲
普段、旅行に行く事は滅多にない私ですが、この旅行では何から何まで、今までの自分にない経験が出来て、本当に楽しかったです。おかげで、普段の日常生活のしがらみを一時忘れて、非日常感を存分に味わい、リフレッシュできました。また、これからも今までにない経験を求めて、時間を作ってあちこち旅行に行きたいと思います。

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