学力低下から考える人の動かし方。勉強は楽しいので、若いうちから是非やるべきです。

勉強が分からない男の子 ニュースの感想

低下しているらしい日本人の学力

管理人の フラッキー(@FurakkY)です。 ニュースを見て、上の様なつぶやきをしました。ほぼ毎日、独り言をつぶやいているので、お気軽に話しかけてもらえると嬉しいです。フォローしていただけるともっと嬉しいです。機を見て、自分からもいつも拝見しているブロガーの方を中心に、積極的にリプライを送っていこうと思っています。宣伝はここまでにして、ここから本題です。

学力低下は子供のせい?

学力低下

出典:学力低下、7割以上の大学が問題視…ベネッセ調査

 

上のグラフは、タップ・クリックで拡大表示されます。確かに全ての区分で、6割以上の大学が、以前より学力の低下が問題になっていると答えています。ニュース番組では、大学の教授がこんな事を言ってました。「最近の学生は基礎力がない。楽しい事はやりたいけど、勉強はしたくない。でも、大卒の肩書は欲しい。そういう子が増えた。」いわゆるFランと言われている大学の教授だったので、この様な感想になったのかもしれません。しかし、私は違和感を覚えました。まるで「勉強が出来ないのは子供に問題がある。」とでも言いたげな印象を持ったからです。

子供が勉強しないのは、大人の責任。

算数レベルの計算や、小学校で習う漢字の書き取りを大学の講義で扱う。これは教える側の立場からしてみれば、「今まで学校で何やって来たんだ。」と思うのも無理はない事と理解はできます。しかし、そもそも子供の勉強時間が減る→学力低下という流れが出来たのは、それぞれの子に関わって来た周囲の大人に最大の責任があると私は考えています。

授業について行けない男の子

皆様も子供の頃、周りの大人からしつこく「勉強しなさい!!」と言われた覚えがあるかもしれません。しかし、ただ単にこう言われたところで、子供は絶対に勉強しようとは思いません。絶対にです。この言い方は、最終的な結論の部分にしか触れていません。私が子供の頃、周りの大人にこう言われる理由は、自分なりに察していました。偏差値の高い学校に入って、名の通った会社に入るのが理想的な人生であると彼等は考えていたでしょう。その為には確かに、学校の勉強を頑張るのが非常に有効な手段なのは、子供の私も分かってはいました。しかし、私は結局大学に進学する事はなく、働き始めました。学校の勉強は楽しくなかったからです。そして、今にして思えば、楽しくない理由は、内容が理解できない事でした。学生時代は、内容が分からないなりに、テストではそこそこの点は取っていたので、それが皮肉にも周りから余計に「勉強しなさい。」と言われる原因になったのかもしれません。

メリットを感じられないと人は動かない。

お金為に頑張るサラリーマン

当たり前の事ですが、人は基本的には自分にメリットがなければ、動きません。ただ「将来のために、勉強しなさい。」と子供に言った所で、勉強しないのは当然です。私が子供の頃、働いている周りの大人を「楽しくなさそう。勉強を頑張った結果、こうなるのか。」と思っていたように、現代の子供の中にも、きっと同じように思っている子供は少なからずいるでしょう。嫌な事を頑張った結果が、将来楽しくなさそうに嫌々働く大人になる事だとすれば、ますます勉強したくないと思うに違いありません。

私が考える勉強する理由

これまでの内容を踏まえて、勉強する理由について考えてみました。もしも、過去の自分に会えるならこう説得します。

  • 学校の勉強は努力が報われやすいから。
    他のものに比べて、出来なかった事が出来る様になる喜びを数多く味わえます。知識を得る→得た知識を使ってみる→できなかった(解けなかった)問題が解ける様になる。この様に、努力が報われる・出来なかった事が出来る様になる喜びを味わうのに、学校の勉強は格好の材料になります。そして、それが成長している実感と、自信につながります。
  • 正しい知識を学べるから 。
    学校で教わる知識は基本的に、先人の試行錯誤と研究によって、正しさを実証されているものが中心です。ネットで調べ物をするのと違って、人によって言っている事が違うという事が少ない再現性が高い知識なので、学んでおいて損する事はありません。
  • 勉強は楽しいから。
    これは、私も大人になってから気付いた事ですが、勉強は楽しいです。人間が特定の何かに対する好き嫌いを決めるのに、「知っているか・知らないか、出来るか・出来ないか」は非常に重要な要素です。勉強が楽しくない・嫌いと感じている子は、ほとんどの場合、知識不足と、そのせいで問題が解けない事が、最大の理由になっていると思います。勉強に限らず、何事も知らない・出来ない状態では、楽しくないのは当たり前。頭ごなしに、「勉強しなさい!!」と怒るのではなく、勉強しない理由は何なのか。それを考えるべきだと思います。幸い現在は、Youtubeで質の高い無料の授業動画を手軽に見られる時代です。この様な環境がなかった頃よりも、勉強に対するハードルは間違いなく下がっています。
  • 勉強できるのはありがたい事だから。
    日本では、学校に通って教育を受けられるのは、当たり前の事ですが、世界を見渡せば、そうではない国や地域も珍しくありません。日本に生まれて、教育を受ける機会を与えられている事に感謝しましょう。

繰り返しになりますが、もしも私が過去の自分に会って、話が出来るなら上記のような理由で、勉強はしておいた方がいいと諭します。

森高千里 『勉強の歌』 (PV)

自発的に動く人間こそ伸びる。

人は自分が必要性を感じた時こそ、積極的に自分から行動する様になります。やっていて、楽しいと思った事は、分からない事がその中で出てきても、自分で何とか解決しようとして、調べたり考えたりするものです。逆に、他人から強制されて、嫌々やっている事は、大して身につきませんし、成長もしません。ですが、無理に何かをやらせよう・失敗した人間に対して、過度に叱責して、追い込もうとする風潮が、日本では非常に強い様に感じます。本来、人は失敗するのが当たり前なのに。それでは、人を動かすのに、必要なのは一体何なのか?まず、相手を承認する (よく見る) 事だと鴨頭嘉人氏はおっしゃっています。最近知りましたが、有名な講演家だそうです。下に動画を載せておきます。

鴨頭嘉人のQ&A「部下が失敗したら承認する?叱る?」

この動画を見て、まず「凄いな。」と思ったのは、質問を聞いている時の彼の態度です。笑顔で大きく頷き、そして質問内容を褒めちぎります。回答の内容以上に、個人的にはこの点が印象に残りました。そして、回答の内容も、人を動かすのに、必要な本質の部分を、非常に簡潔にお答えになっていると思います。ありがたい事に、この方は「自分の動画は、どんどん自由に使って下さい。拡散やブログでの使用を歓迎します。」と仰っているので、今後も機会があれば、使わせてもらおうと思います。

動画の内容は、ブログにも共通して言える事です。承認の量が増えれば増えるほど、ブログもきっと成長します。このブログは今のところ、ほぼ毎日更新しています。更新時刻は必ず午後7時30分です。ここまでご覧いただいた方々にも、このブログを承認していただいて、足しげくご覧いただけると、とても嬉しいです。という訳で、記事の内容と宣伝を絡めたところで、今回は以上です。

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