自分ではなかなか気づかない悪癖。
管理人の フラッキー(@FurakkY)です。 皆様も、知らず知らずのうちに背中が丸まっていたり、 表情が暗かったり。 あるいは、自分ではそんなつもりはなくても、人から話しかけにくいと思われていたり。もしかしたら、そんな事があるかもしれません。この漫画の主人公は、典型的なそういうタイプですが、仕事帰りに偶然立ち寄ったバーのママと出会った事をきっかけに、そんな自分を変える為に、少しずつ改善を積み重ねて奮闘する…そんな感じの内容です。
右上のさつきさんが主人公でその横が、さつきさんに「感じのいい人」になるためにやるべき事を教えてくれる師匠的なポジションです。ふたりの表情は対照的で、このページだけで答えがある程度分かってしまう気もします。
ついつい猫背になってしまう人が気を付けるべき事。
猫背だと、やる気や自信がなさそうに見えます。怠そうにも移ってしまうので、何にせよ、周囲に良い印象を与える事はないでしょう。上の画像をご覧いただけると、違いが分かりやすいと思います。しかし、背筋を伸ばしているよりも、少し曲げている方が楽ですし、悩みがあるとついつい曲がってしまう方も多いと思います。というか、私もそうです。そんな時、私が意識しているのは、まっすぐ前を見る事です。俯き加減になると、視線が下がります。視線が下がっている時、首も下を向いているので、こうなると必然的に背中も曲がってしまいます。なので、私はまっすぐ前を見る事をいつも意識しています。曲がってしまったと感じたら、すぐに目線を上げて正面を向くようにする。これだけでも、猫背解消に効果的です。
人は見た目が圧倒的に大事。
少し前に、よく似たタイトルのテレビドラマもありましたね。誤解されそうですが、人は見た目が80%というのは見た目の良し悪しを指しているのではありません。視覚で判断できる情報、表情や服装それに持ち物などが判断材料の8割を占めるという意味です。以前に、笑顔についての記事も書きましたので、よろしければご覧ください。割合は違いますが、メラビアンの法則でも人がどの様に情報を受け取るかについて視覚が55%、次に話し方や口調、話すスピードなどの聴覚の情報が38%、話の内容自体が7%と言われています。
見本がいたら、真似しましょう。
ショーコママから、感じのいい人になるために身近な人を観察する事を勧められたさつきさんは、優子さんを真似しようとします。いい見本を見つけたら、真似してみるのは、分野を問わず有効な手段です。確かに、たったこの1ページのやり取りで、優子さんの聖人ぶりがとても際立っています。ちなみに余談ですが、優子さんが既婚者なのか独身なのかは作中で言及されていません。さつきさんは、最初でいきなり32歳独身ってばらされたのに…かわいそう (´;ω;`) 。
まとめ。自分を省みるきっかけになる良著です。
最初にも書いた通り、知らず知らずのうちに人を不快にしてしまう悪癖は、自分ではなかなか気付きにくいですし、周りの人も基本的に指摘してくれません。だからこそ自分で気付いて、自分で修正していく必要があります。その為のきっかけとして、おすすめの1冊です。声を大きくする方法や、目の印象の変え方など具体的なトレーニング法も載ってます。
それに、主人公のさつきさんがかわいいです。さつきさんに限らず、シンプルかつキュートな絵柄で、悪人も出てこない作品なので、皆可愛いです。でも、その中でも、さつきさんの自分の欠点を自覚して、継続的に改善しようとする一生懸命な姿には胸を打たれました。やっぱり前向きな人は魅力的です。正直結婚して欲しい。2次元に恋する人の気持ちが少しわかったような気がします。そういう意味でも、読んでみて良かったです。
コメント