サムライスピリッツ買いました。気になったところ・良かったところを書いてみます。

サムライスピリッツ 色 ゲームレビュー
SAMURAI SPIRITS_20190705102426

こんにちは。フラッキー(@FurakkY)です。以前サムライスピリッツの体験版について、記事を書いて買おうかどうか迷っていましたが、6月末に買いました。せっかく買ったので、少しやってみて、気になったところや、良いと思った所について書いていきます。

侍らしいアクションとシンプルさが重視されている。

体験版の感想でも書いた通り、とにかく出来るだけ余計なものをそぎ落として、シンプルな対戦格闘ゲームを作ろうという明確な意思がうかがえるゲームです。このゲームのチュートリアルには最近の格闘ゲームにありがちなキャラ別の連続技レシピがありません。ゲージ類も、体力ゲージと怒りゲージの2本だけ。スッキリした画面で、非常に印象が良いです。

連続技が重視されていない代わりに、真剣白刃どりや、つばぜり合い・弾き返しなど武器格闘を前面に押し出した侍っぽいアクションは豊富に用意されており、この事からも、開発陣がどういうゲームを作りたかったのかが、分かる気がします。

気になったのは、チュートリアルの各種動作に見本が用意されてない事です。上の動画をご覧いただけると分かる通り、タイミングが掴めず、少し成功させるまでに手こずっています。体験版と同様、コマンド入力の受付時間は割と短めでシビアです。ですから、そのタイミングを見て学びやすい様に、サンプルは用意しておいて欲しかったところです。

飛び道具の性能格差が目に付く。

少しこのゲームをやってみただけで目に付いたのが、飛び道具の性能差です。まず上の動画は、シャルロットのトライスラッシュ。その下が、今回の新キャラ呉瑞香(ウーレイシャン)です。明らかに、シャルロットの方が出が遅く、しかも新キャラの飛び道具は弱中強で、高さの打ち分けも出来る仕様です。この格差は正直酷いなぁと思います。あまけに、トライスラッシュは強ボタンで出さないと、画面端まで届きません。ムサイ男キャラは使いたくない。でも、分かりやす波動昇龍キャラがいい。ということで、まず始めにシャルロットを使ってみたのですが、これは意外な落とし穴でした。オンラインで対戦していても、シャルロットは飛び道具の打ち合いで負ける事が多い様な気がします。まだ10戦くらいしかしてませんが。

ネット対戦は快適。 対戦前のロードは若干長い。

ネットワーク対戦は、ランクマッチしかやっていないのですが、これに関しては必要な機能は不足なく揃っています。対戦相手の検索は、自分とピンポイントで同じ段位の人だけを絞り込んで検索できますし、対戦する地域と回線速度も条件設定できます。私は、日本国内の回線速度最高レベルの人としか対戦していないので、ラグを感じる事もなく快適に対戦できています。

相手が見つかるまで、待ち受けしながら練習もできるので、ネットワーク対戦に関して特に不満は感じていません。というか、私が小さい頃は、そもそもネットワークを使って知らない人とゲームを遊べるような時代ではなかったので、これが出来て当たり前の時代になった事に隔世の感すらあります。ただ、試合前のロードは若干長めです。

色はちゃんと美人。

サムライスピリッツ 色

SAMURAI SPIRITS 色

SAMURAI SPIRITS 色

色はちゃんと美人です。恐らくこのゲームのお色気枠担当がこのキャラだと思うのですが、名前負けせず、ちゃんと色っぽい仕上がりになっています。特に脇。臭いかぎたい。現体制のSNK過去作は割とキャラグラフィックが不評だったので、安心しました。 そして、目を閉じた顔。どう見てもキス顔です。本当にありがとうございました。狙ってやってるのかな?

色咒

ただ、残念なのが昔あった色咒という馬乗り技が無くなっている事です。もしかして規制的にアウトだったのかな?llllll(-ω-;)llllllガーン…色と言えば、これを思い浮かべるほど印象的な技なので、このモーションは残してほしかったです。

感想のまとめ。

昨今の対戦格闘ゲームとはっきりした差別化を図ろうという意図を感じられる意欲作です。偶然、一閃や強斬りが当たって、相手の体力がごっそり一気に減るのは、連続技中心のゲームでは得られない快感です。攻撃力が高めで、連続技主体のゲームではないため、一方的にやられる展開になっても、さほど不快感はありません。昔の対戦格闘ゲームってこんな感じだったという事を思い出させてくれます。最近の格闘ゲームについて行けなくなった私と同じ様な方にお勧めしたい一作です。

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