こんにちは。 フラッキー(@FurakkY)です。もう2021年の1月も終わろうかという今日この頃ですが、遅ればせながら明けましておめでとうございます。今年も、『書店ではなかなかお目にかかれない埋もれた漫画を紹介する』をコンセプトに、ブログの更新をしていきます。
今年は、去年よりはもっと更新頻度を増やせればいいなと思っています。1月の終わりギリギリに今年の初更新なのに、こんな事を言うのもおかしな話ですが。では、私のリハビリも兼ねて早速「世が夜なら」1巻のネタバレ感想です。
作者にどうしても言いたい事がある。うっおー!!くっあー!!ざけんなー!!
作者の方に私が言いたい事。それは上の通りです。なぜ、私がこんな気持ちになったのか順を追って、説明していきましょう。誰も興味ないだろうけど。まず、作者のむちまろさんのツイッター(リンク先18禁です。閲覧注意)をご覧ください。
これは大人しめの画像で、この方のツイッターには、バンバン乳首が出てきます。大事な事なので、もう1度言います。バンバン乳首が出てきます。それを踏まえて本題です。本作「世が夜なら」1巻には乳首は出てきません。大事な事なので、もう1度言います。乳首、無し(#^ω^)!!、無料で、誰でも閲覧できるツイッターには乳首付き18禁画像を投稿するのに、『462円も』出して、わざわざ単行本を買った読者にはサービス、無し!!おい、むちまろ(敬称略)!!どういう事だ(#゚Д゚)ゴルァ!!なので、サービスシーンに期待してこの漫画を買うのはお勧めしません。とは言え、ギャグ漫画として、普通にテンポよくサクサク読める良作です。けなすだけで終わるくらいなら、わざわざ記事にしません。以下、本作の簡単な内容紹介です。
主人公は、異世界にやって来た吸血鬼。
主人公は変態の吸血鬼です。よくある異世界に来た主人公が無双するという内容とは真逆で、元居た世界で無双状態だった主人公が、現代の日本に転送され、どん底から世界征服を目論んで、奮闘するというのが本作の簡単なあらすじです。元居た世界での常識が全く通用しないので、主人公のキ〇ガイぶりが際立ちます。これがこの漫画の肝です。バイト先(時給1,000円の夜勤コンビニスタッフ)のチーフに股間をなめさせようとします。ちなみにチーフも女性です。
お金に困って、中年の気持ち悪いオッサンにパンツ売ろうとします。やはり見た目が良いと人生イージーモード。そんな世の現実をさり気なく、感じさせるひとコマです。
調子に乗って、部下に「ご飯を奢る。」と言ったら遠慮なしにがっつかれます。この様に客観的に見ると、主人公はとても悲惨な目に遭っているのに、それを感じさせず、明るく元気にたくましく生きていきます。その姿からは、単なるギャグ漫画ではなく、人生を生きる姿勢を考えさせられるきっかけになりました。ちなみに、パンツを買おうとした変態おじさんをそそのかしたのは、主人公の元部下です。
落ち込んだ時に読んでほしい。そんな漫画です。
現代の日本の常識に照らし合わせると、どう考えても頭がおかしい主人公が周囲の人間と部下に翻弄されながらも、あがき、もがく姿をコミカルに描いた本作は、もしかしたら、単なるギャグ漫画ではなく、ここに作者のむちまろ(敬称略)が伝えたいメッセージがあるのかもしれないと感じました。乳首も出し惜しみする作者(#^ω^)に本当にそんな意図があるのか、ないのかは私が知る所ではありませんが。落ち込んだ時、嫌な事が続いた時、この漫画を読めば少しあなたの気持ちも軽くなる・・・かもしれません。