こんにちは。 フラッキー(@FurakkY)です。 ギルティ ~鳴かぬ蛍が身を焦がす~5巻の感想です。漫画の感想ブログを名乗りながら、それらしい記事を書くのは、随分久しぶりになってしまいました。前巻の感想はこちらです。1巻の感想には、本作の簡単なあらすじも書いてありますので、出来ればそちらからご覧ください。なお、本作はいわゆる18禁作品ではありませんが、この漫画には色々な意味で、一部に過激な表現が含まれます。ご覧になる際には、くれぐれもご注意ください。
止まらない憎しみと悲しみの連鎖。
上の画像は、主人公の爽(さやか)さんに粘着し続ける理由を問われた 瑠衣(るい)さんの答えです。この漫画を象徴するひとコマでもあります。この漫画は、基本的にほとんどの登場時人物が、人に対する恨みと憎しみを燃料にして動いています。5巻もまた同様…というかこれまでより酷くなってます。誰も幸せになる未来が見えない漫画です。
虐待されていた瑠衣
瑠衣(るい)さんは子供の頃、虐待されていました。そして彼女の母親は、秋山さんが高校生の頃、彼のお父さんと再婚しています。当時の秋山さんが言うには、「優しくてすごく綺麗な人だった。」とのことですが、これが裏表の激し過ぎるク〇ババアで、間違いなく瑠衣(るい)さんの人格が歪んだ要因の1つです。そして幼少期、彼女が辛い思いをしていた時、ちょうど秋山さんと爽(さやか)さんが付き合ってイチャコラしていた時です。瑠衣(るい)さんはこれが原因で、執拗に爽(さやか)さんに粘着する様になるのです。
憎しみを生んだ悲劇
3巻の感想でも書いた通り、歩く害人・女たらしの下衆男・カズくんはバツイチです。爽(さやか)さんと結婚する前に、弥生さんという別の女性と結婚していた過去があります。そして、それは彼にとって望まぬものでした。しかし弥生さんは、彼を心から愛していました。
このふたりの温度差が、後の悲劇・そして彼が画像の女性の弟から恨まれる決定的な原因になります。この場面は読んでいて胸が締め付けられて苦しくなりました。結婚前の幸せそうな様子との落差はトルネード投法でメジャーでも活躍した某名投手のフォークよりも、キツイものがあります。
弥生さんの結婚前の幸せそうな画像がこちら。彼女の弟はこの画像の「イケメン。すごくいい子。」と言われていた寺嶋君です。弥生さんは彼にとっては良き姉であったようで、上の画像からその様子がうかがえます。しかし彼が今後、人を好きになる事はあるのか、もう既に手遅れなレベルで人間不信になっているんじゃないかと私は思います。
彼がカズくんに尋常ではない恨みを抱くようになったのは、ただ単に彼と弥生さんが別れたからというだけではありません。理由はここでは書きませんが、本当に胸糞な展開なので、気になる方は是非実際に読んでみてください。
胸焼けするほど、ドロドロした恨みつらみがそれぞれの登場人物に積み重なり、誰も幸せになる未来が見えないまま、6巻に続きます。6巻はまんが王国で先行配信中です。
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