こんにちは。 フラッキー(@FurakkY)です。この漫画のあらすじや登場人物については、1巻の感想記事に書いておりますので、そちらから先にご覧いただく事をお勧めします。前回(3巻)の感想記事はこちらです。4巻は第一部完結的な内容になっており、実は一旦連載は終了しています。では、以下から早速感想…の前に、作者の方のその件に関するつぶやきです。
古海君の家で新たな出会い。
ベジータ張りの命懸けの自爆ムーブを見せた古海君。実は彼は爆発事件(2巻の感想参照)の前に、美紗緒に手紙を書いていました。その内容は簡単に言うと、「渡したい物があるから、自宅まで来てそれを取りに来て欲しい。」というもの。そして、やって来た古海君の自宅が上の画像です。まるで要塞のような家ですね。窓が極端に少ないです。そう言えば聞いた事がある。ヤ〇ザはカチコミを警戒して、自宅に窓を作らない様にしていると。古海(こかい)という名字も、どことなくコ○インを想起させます。命を狙われている自覚が彼にもあったのでしょう。
そこで出会ったのが、斯波光策(しばこうさく)。略して、シバコー。関西では、人や物を叩く事を「しばく」と表現する事がよくあります。こちらもいちいち狙ったかのような物騒な名字です。
彼には手を握った相手の未来のイメージが断片的に見えるという特殊能力を持っており、この先美紗緒に訪れるであろう命の危機を未然に回避するため、未来を見てもらう事にした美紗緒ですが…。手を握った瞬間「うわぁぁぁぁ!!!」とシバコーは発狂。そして、冴は悪魔呼ばわりです。まあ、間違ってはないね。
警察にも頼れない。真実記録ノート。
冴が別荘から戻って来るまでの間に、引き続き冴の謎や爆発事件について探る美紗緒とその仲間達。そこで、古海君が美紗緒に渡そうとしていた物…真実記録ノートから冴の恐ろしい実態が今までの想像以上ものであったことが明らかになります。警察も頼れない。秘密裏に自分達も冴に消されるかもしれない。そんな中で唯一の光明。能動作戦再発動。
命懸けの能動作戦再び。からの顔芸ラッシュ。そしてサエイズム第一部完結へ。
冴の毒牙から逃れるため、能動作戦再び。という訳で、美紗緒は冴を遊園地に誘い出します。冴は「初めて美紗緒から誘ってくれた。」と大喜び。かわいい。ここからは、美紗緒と冴の顔芸ラッシュです。4巻最大の見どころと言っても、過言ではありません。その一部をご紹介します。
出典:サエイズム4巻
今まで、一方的に自分の言いなりにしてきた美紗緒が全然自分の思い通りにならず、自分に命令までしてくる状況にブチ切れる冴。これは確かに悪魔の顔ですわ。それにしても、友達ってなんだろう?「親しき仲にも礼儀あり」とは言いますが、お互いに言いたい事を気兼ねせずに、言い合える関係こそが「友達」だと、私は思います。冴と美紗緒の関係は完全に主従関係ですね。とても、友達と言えるようなものではなく、思い通りにならない美紗緒に「消えてもらう。」と宣言した冴。結果、最終ページでこうなります↓
この記事に限らず、私はすべての漫画の感想記事を「自分が書いた記事が、興味を持つきっかけになってくれたら嬉しい。」と思いながら、いつも更新しています。だから、この感想記事も、物語の核心部分は全部はネタバレにならない様に記事を書いています。ですが、これはどう見ても打ち切りですね。無理矢理まとめた唐突感が半端なかったです。
それだけに連載が再開されて本当に良かったです。この記事で紹介した以外にも見どころがたくさん詰まっていますので、是非実際に、買って読んでいただけると嬉しいです。
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